正しいスイングの流れ:右腰からインサイド・アウトへ
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クラブを右腰の位置まで下ろす
ダウンスイングでは、まずクラブヘッドが右腰付近まで自然に下りてくる動きが重要です。 -
腰の回転を主導にしてインサイド・アウトの軌道を作る
クラブが身体の内側(インサイド)から入り、ボールを打ち抜いた後、外側(アウトサイド)に振り抜く動きになります。
このときのスイング軌道は「右方向」に向かっているように見えるため、ボールが右に飛んでしまうのでは?と不安に思うかもしれません。
ボールが右に飛ばないためのポイント:左手の「絞り」
ここで大切なのが、左手の動きです。
スイング中、**左手手首を内側に絞る(左手首を軽く返す)**ことで、クラブフェースが自然にかぶさる(スクエア〜クローズ方向)**状態になります。これにより、クラブ軌道が右方向でもフェースの向きが左を向き、ボールは真っすぐ、あるいは軽いドローで飛びます。
インサイド・アウトサイドのアッパー軌道とは
ドライバーのスイングでは、
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ヘッドが右腰に下りてきたらスイングする
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左手を絞ってヘッドを被せ右に振り抜く
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そこから「左から右」へと振り抜くインサイド・アウトのアッパー軌道を意識
この3点が非常に重要です。
まとめ
✔ アッパー軌道でスイングすると、スピン量が減って飛距離が伸びる
✔ インサイド・アウトで振ることで、安定したドロー弾道に
✔ 左手を絞ることで、右方向へのプッシュアウトを防げる
ドライバーが安定してきたら、飛距離と方向性のバランスが劇的に改善されるはずです。ぜひ、練習場でこの意識を持って試してみてください。