「練習しているのに、毎回スイングが変わってしまう」「そもそも何から練習していいか分からない」

その悩み、ほりまるも20年前に抱えていました。いまでも平均スコアは95前後、あなたと同じ道の途中です。

ゴルフスイングを安定させるために、ほりまるがいちばん大事だと感じているのは練習の順番です。この記事では、軸→蹴り→自分を知る→下半身リード→脱力の5ステップを、できたかの目安と一緒に解説します。STEP3では、スマホ撮影と片手ドリルで自分の弱点を見つける手順も具体的に紹介します。

読み終えるころには、自分がいまどのSTEPにいて、次に何を練習すればいいかが分かるはずです。

スイングが毎回変わる原因は「練習の順番」

レッスン記事や動画では「グリップも大事、体重移動も大事、脱力も大事」と、大事なことがたくさん並びます。でも、一気に全部やろうとして、どれも身につかないのがアマチュアによくあるパターンです。

ほりまるも、そうでした。

たとえば軸がぶれたまま「力を抜こう」としても、体の支えがないのでスイングは毎回ばらつきます。土台になる動きから1つずつ順番に積み上げることで、毎回同じ軌道で振りやすくなり、ダフリやトップも減らしやすくなります。

ゴルフスイングを安定させる5ステップの早見表

STEP テーマ できたかの目安
1 軸(体重移動) 左足1本で5秒立てる
2 蹴り(地面反力) 地面を蹴った感覚がある
3 自分を知る(撮影+片手) 自分の弱点を3つ言える
4 下半身リード 下半身が先、上半身は最後
5 脱力(仕上げ) 力まないのにヘッドが走る

この順番を守ることが大切です。表の「できたかの目安」をクリアしてから、次のSTEPへ進んでください。

STEP1:軸を作る|左足1本で5秒立てるか確かめる

すべての出発点は軸です。軸が安定していると、体重移動をしても頭やクラブの通り道がぶれにくくなります。

確かめ方はシンプルです。素振りをして、インパクトの瞬間でストップ。そのまま左足1本で5秒立てるかを試してください。ふらついて右足がついてしまうなら、まだ体重移動がうまくいっていないサインです。

👉 体重移動の練習法は 体重移動の記事 で詳しく解説しています。

STEP2:蹴りを覚える|インパクト直前に左足で地面を蹴る

軸ができたら、次は地面を蹴る感覚です。インパクトの直前で左足を蹴り、その力でヘッドを加速させます。

腕の力で振るのではなく、力の出どころを足元に移すのがこのSTEPの目的です。「地面を蹴った感覚がある」と言えれば次へ進みましょう。

👉 地面反力の記事 で詳しく解説しています。

STEP3:自分を知る|スマホ撮影と片手ドリルで弱点を見つける

軸と蹴りができたら、次は自分のスイングを知る段階です。

「プロのスイングを参考に」とよく言われますが、自分がいま何をしているかを知らないまま真似をしても、どこを直せばいいのかが分かりません。ほりまるも、長いことそうでした。まずはスイング撮影で、自分のスイングを客観的に見ることから始めます。手順は次の3つです。

手順①:スマホを飛球線後方に置き、素振りを5回撮影する

スマホをスイングの後方(飛球線後方)に置きます。三脚があれば理想ですが、無ければクラブバッグに立てかけるだけでもOKです。

そのまま素振りを5回、撮影してください。撮った動画をじっくり見ると、「自分はこんなスイングをしていたのか」と驚く方が多いはずです。この気づきが、自分のスイングを知るスタート地点です。

練習場で撮るのが気になる方は、家でクラブだけ(ボールなし)の素振り+撮影でも十分です。周りに物や人がないことを確かめてから振ってください。

手順②:左手1本・右手1本で5回ずつゆっくり振る

両手で振ると、左手と右手のどちらで振っているのか、肩で振っているのか腰で振っているのか——体の各パーツの役割があいまいになります。そこで片手で振って、動きを分解します。

まず左手1本でクラブを持ち、ゆっくり素振りを5回。次に右手1本で5回。このとき、片手だけでクラブをコントロールできるかを確かめます。コントロールできない方の手が、あなたの弱点です。

片手でのフルスイングは体への負担が大きいので、最初は振り幅を半分以下(ハーフスイング)にして、慣れたら少しずつ大きくしてください。痛みや違和感が出たら、その日はすぐ中止します。

手順③:片手スイングも撮影して、ヘッドの軌道を確かめる

手順①の撮影と手順②の片手を組み合わせます。左手1本の素振り5回、右手1本の素振り5回を、どちらも撮影してください。

動画を見ると、クラブヘッドが描く軌道がはっきり見えます。

  • ✅ 軌道がスムーズなら、その手は正しく使えている
  • ✅ 軌道がブレるなら、その手がミスの原因を作っている

つまり、「片手でうまく振れない」こと自体が、何を直せばいいかのいちばんのヒントになります。

できたか確かめる方法:自分の弱点を3つ言えるか

撮影した動画を見て、次の3つを自分の言葉で言えれば、STEP3はクリアです。

  • ✅ 両手の素振り動画で、気になった動き
  • ✅ 片手でコントロールできなかった方の手
  • ✅ 片手スイングの動画で、軌道がブレた場所

自分の弱点が見えていると、練習でやることがはっきりします。ラウンド中も「いま左手で振った」「いま軌道が外側を通った」「いま頭が突っ込んだ」と、ミスの原因に自分で気づきやすくなります。

撮影のたびにバッグへ立てかけるのが面倒な方は、クリップで固定できるスマホホルダーを使うと、置き場所と角度が毎回そろい、前回の動画と見比べやすくなります。

STEP4:下半身リード|下半身が先、上半身は最後

軸・蹴り・自分を知る、の3つの土台ができたら、動きの順序を整えます。切り返しで下半身から動き出し、上半身とクラブは最後についてくる順番です。

STEP3と同じように後方から撮影すると、上半身から先に動いていないかも確かめられます。

👉 下半身リードの記事 で詳しく解説しています。

STEP5:脱力|力まないのにヘッドが走る状態へ

4つができたら最後に、力を抜く段階です。軸と下半身の順序ができていると、腕の力に頼らなくてもヘッドが走りやすくなります。だから脱力は最後のSTEPにしています。

👉 力みの抜き方は 脱力スイングの記事、ドライバーの飛距離につなげる練習の順番は ドライバーの飛距離アップの記事 で解説しています。

いま自分がどのSTEPにいるか確かめる方法

5つのSTEPのうち、あなたはいま何番目にいますか?

  • ✅ 「自分はSTEP◯にいる」と答えられる——そのSTEPの練習に集中する
  • ✅ 分からない——STEP1から順番に「できたかの目安」を試し、最初にできなかったSTEPがいまのあなたのSTEP

できているSTEPは確認だけでOKです。練習の時間は、いまのSTEPに使ってください。

❓ よくある質問(本音編)

Q1. 5ステップ全部を毎回やる時間がないんですが

A. 全部やらなくていいです。いま自分がいるSTEPの練習だけで十分です。
たとえばSTEP1の人なら、素振りをインパクトで止めて左足1本で5秒立つ練習を毎日数回。STEP3の人なら、素振り5回と片手5回ずつの撮影だけ。
短い時間でも続けて、目安ができたら次のSTEPへ進んでください。続けることがいちばん大切です。

Q2. 初心者なんですが、いきなり5ステップは難しい?

A. むしろ 初心者ほど順番どおりに始めるのがおすすめ です。
悪い癖がつく前に正しい順序で覚えられるので、遠回りを減らしやすくなります。
最初はSTEP1の「左足1本で5秒立つ」だけでOK。できるようになったら1つずつ足していけば、5ステップを無理なく積み上げられます。

Q3. スイングを撮影するのが恥ずかしいです

A. 最初は恥ずかしいのは皆同じです。
練習場なら朝イチや平日の午後など、空いている時間を狙ってください。隅の打席で、三脚なしの地面置きで撮れば目立ちにくいです。
それでも気になる方は、STEP3で紹介した家でのクラブだけの素振り+撮影から始めてみてください。

Q4. 動画を見ても、何が悪いのか分かりません

A. お手本にしたいプロのスイング動画と、自分の動画を左右に並べて再生してください。できれば同じ後方からの角度の動画を選ぶと比べやすくなります。
最初は「肩」「腰」「腕」の3カ所だけを比べれば十分です。
3カ所で見つけた違いを1つずつメモすれば、STEP3の「自分の弱点を3つ言える」にもそのままつながります。

Q5. YouTubeのレッスンと矛盾してる時はどっちが正しい?

A. あなたが結果を出している方を選んでください。
レッスンは「正解の傾向」を教えるもので、あなた専用ではありません。
5ステップを基礎にして、結果が出る要素だけを取り入れる。そうすると練習の迷いが減ります。

Q6. スコアと安定スイングは本当に関係ある?

A. 関係します。スコアが崩れる原因として、毎回スイングが変わる(再現性が低い)ことがよくあります。
飛距離アップは安定スイングの「結果」であって、目的ではありません。
安定 → 飛距離 → スコア の順で改善していくのが、ほりまるのおすすめです。

Q7. 40代・50代からゴルフを始めても安定スイングは身につく?

A. 何歳からでも取り組めます。5ステップは、力や柔軟性の強さを競うものではなく、動きを覚える順番だからです。
ほりまるも40代の会社員で、週末ゴルファーです。
大人は「なぜこの練習をするのか」を理解してから取り組める分、練習にムダが出にくい面もあります。個人差はあるので、自分のペースで1ステップずつ進めてください。

「安定スイング」は、頭ではなく体で覚える再現性です。記事や動画を見るだけでは、体はなかなか変わりません。
まずは10日間、1日100秒でもいいので、いまのSTEPの練習を続けてみてください。

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📝 まとめ

ゴルフスイングを安定させる近道は、順番どおりに積み上げることです。この記事の5ステップをもう一度おさらいします。

STEP1:軸——左足1本で5秒立てるまで、体重移動の土台を作る
STEP2:蹴り——地面を蹴る感覚をつかんで、力の出どころを覚える
STEP3:自分を知る——素振りと片手スイングをスマホで撮影して、自分の弱点を3つ言えるようにする
STEP4:下半身リード——「下半身が先、上半身は最後」の順序を体に入れる
STEP5:脱力——力まないのにヘッドが走る、仕上げの状態へ

大事なのは、できていないSTEPを飛ばさないこと。まずは「いま自分はSTEP何番か」を自分の言葉で言えるようにしてください。順番を守れば練習の迷いが減り、スコアは後からついてきやすくなります。

ほりまるもこの順番で遠回りを減らせました。約4年前に90切りを達成したときのスコアは89。派手な一発ではなく、できることを順番に積み上げた先にあった数字です。ちなみに、ほりまるの初バーディーはショートホールでした。飛距離勝負ではなく、毎回同じスイングでグリーンを狙える再現性があれば、1日1バーディーのチャンスは作れます。まずは今日、左足1本で5秒立つところから始めてみてください。

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ほりまる
40代の会社員ゴルファー、ほりまるです。ゴルフ歴は約20年。平均スコアは95前後(ベストは86)で、安定して80台を出すことを目標に練習しています。長年スライスやショットの不安定さに悩んできました。このブログでは、実際に試した練習方法や失敗談を、同じように悩むアマチュア目線で紹介しています。