ドローとフェードの打ち方|違いと「狙って打ち分ける」コツを図解で解説
「球が右に曲がるスライス、または左に曲がるフック」
その悩み、ほりまるも長いこと抱えていました。原因はたぶん、ひとつ。
——あなた、自分のスイング軌道を知らないまま、修正しようとしていませんか?
世間のレッスン記事は「スイングを修正しろ」と書きます。でも、それを言われても、何が間違っているかわからないですよね?
ほりまるも、そうでした。
球筋の正体は、「スイングを修正する」ではありません。
正体は——「自分の軌道を知って、それに合わせて調整する」ことです。
読み進めるあいだに、あなたは軌道をコントロールできる側に変わります。最後にひとつだけテストを出します——「自分のスイング軌道(インサイドイン、ストレート、アウトサイドイン)が言える」か。言えれば、合格です。
クラブを片手に、立ち上がってください。
目次
📚 スイング軌道は3タイプ

| タイプ | 軌道 | 出る球筋 |
|---|---|---|
| インサイドアウト | 内側から外側へ | ドロー、フック |
| ストレート | 目標方向にストレート | 真っ直ぐ |
| アウトサイドイン | 外側から内側へ | フェード、スライス |
多くのアマチュアはアウトサイドイン。だからスライスやフェードにてずやもうう。
🪨 第1の壁:「スマホで軌道を見る」
練習場で、スマホをスイング后方(飛球線後方)に置いて撮影。
動画を見て、クラブヘッドがボールの手前をどんな軌道で通っているか見ます。
これが「自分を知る」第一歩。知らない人は、修正もできません。
このとき、スマホを地面に置くと毎回角度が変わって比較できません。クリップ式のホルダーでカゴ等に固定すると、毎回同じ高さ・同じ角度で撮れるので、軌道の変化が正確に分かります。
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👉 撮影+片手ドリルの記事 で復習を。
🪨 第2の壁:「アウトサイドインを修正」
アウトサイドインの原因は「肩が開く」「上半身主導」。修正の鍵は「下半身リード」。
左足を先に踏み込んで、上半身は遅れて動く。すると、クラブがインサイドから出てくるようになります。
👉 下半身リードの記事 で復習。
🪨 第3の壁:「肩を閉じたままストレート」
ダウンスイングで左肩を閉じたまま振り下ろす。肩が開かなければ、クラブもストレートにボールに接、真っ直ぐ飛ぶ。
👉 左肩を開かない記事 で復習。
🎯 合格テスト:「自分の軌道を言える」
スマホでスイングを見て、自分の軌道タイプが言えますか?
-
- ✅ 「自分は××タイプだ」と言える——合格、修正に進める
- ❌ 見てもわからない——もう一度動画を復習
動画だけで判断しづらい人は、弾道測定器を使うとクラブ軌道(インサイド/アウトサイド)が数字で出ます。目で見るより早く、自分のタイプを確定できます。
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🎯 ドローとフェードの打ち分け方
軌道がわかってきたら、次は「狙って曲げる」段階です。ドロー(右から左)とフェード(左から右)を打ち分けられると、コースで風や障害物に対応できて、スコアが安定します。挙動が素直な7番アイアンで練習するのがおすすめです。
ドロー(つかまえて右から左へ)の打ち方
ボールをいつもより少し右に置き、スタンスと軌道をインサイドアウト方向に。インパクトで左腕を外側に回す(親指が右を向いた状態から左へ返す)と、フェースが緩やかに閉じてドロー回転がかかります。最初は強めのフックでOK、そこから曲がり幅を調整します。
フェード(逃がして左から右へ)の打ち方
ボールをいつもより少し左に置き、軌道をわずかにアウトサイドイン方向に。フォローで左腕を低く左ももへ収め、右手は返しすぎず下から支えるだけ。フェースの開閉を抑えると、狙ったところから右へ流れるフェードになります。
「調整の道具」として持つのが本当の使い方
ドローとフェードは、完璧に打ち分けるためというより、その日の調子を整える「保険」として使えます。フックがきつい日はフェードの素振りを混ぜ、スライスがきつい日はドローの素振りを混ぜる。料理の味付けのように、自分のスイングを微調整できるようになります。
🌅 ほりまるが、あなたに伝えたいこと
球筋の正体——「スイングを修正する」ではなく、「軌道を知って、調整する」。
軌道がコントロールできると、何が変わるか?
球が狙った方向に飛びます。
OBが減ります。
スコアが変わります。
そして、1日1バーディーが、現実味を帯びてきます。
明日から、1日1バーディーを、ご一緒に。
❓ よくある質問(本音編)
Q1. インサイドアウトを意識すると、逆に右に飛びます
A. 「インサイドアウト = 右に振る」と勘違いしているパターンです。
正しくは「クラブが内側から下りる軌道」のこと。フェース向きとは別の話です。
右に飛ぶ場合は、フェースが開いている可能性大。軌道とフェースを分けて考えるのがコツ。
Q2. 軌道とフェース、どっちを先に直すべき?
A. 軌道が先です。
軌道が決まらないと、フェースの調整が「対症療法」になります。
順番は「アライメント → 軌道 → フェース」。基礎から積み上げましょう。
Q3. スイング軌道は本当に変えられる?
A. 必ず変えられます。
20年アウトサイドインだった私でも、3週間で改善できました。
カギは 「3つの根本原因(アライメント・下半身リード・右肘)を順番に修正」。一気に全部やろうとすると失敗します。
Q4. コースで意識するとミスショットが増える
A. コースでは意識しないのが正解。
軌道改善は 練習場限定の作業。コースでは「いつもの通り振る」だけ。
練習場で身につけたものが、自然にコースで出るようになります。
Q5. 軌道だけ直してもスライスは治る?
A. 9割は治ります。残り1割はフェース調整が必要。
ただし軌道が直れば、フェース調整も最小限で済むので、結果的に最速の改善ルートです。
軌道改善 → 自然にスライスが減る → 残った曲がりはフェース微調整、というのが王道。
「スイング軌道」は、3つの根本原因を順番に直すだけで、誰でも改善できます。技術ではなく、「順番」と「土台」の問題です。
まずは10ラウンド、毎回アライメントスティックを使って練習してみてください。スライスは確実に減ります。
📝 まとめ
- 3つの軌道タイプ(アウトサイドイン/オンプレーン/インサイドアウト)から自分を診断
- 3つの根本原因(アライメント・下半身リード・右肘位置)を順番に修正
- 3つのチェック(飛球線/スタンス/肩・ダウン初動・右肘位置)で30秒診断
- 3つのドリル(アライメントスティック2本・右肘タオル・スロー素振り)を毎回継続
- オンプレーン安定後、ドロー・フェードの打ち分けでコース戦略の武器を増やす
明日の練習で意識するなら、ただ1つだけ:
「アライメントスティック2本で、飛球線とスタンスを揃える」。
これだけで、スライスが減り始めます。
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