
スライスを減らす・下半身主導を身につける|図解つき解説
目次
ゴルフは「腰」ではなく股関節! スライスを減らす使い方と簡単ドリル
「腰はどう動かせばいい?」と悩む方へ。結論、回すべきは腰ではなく股関節です。
腰を強く切るほどクラブはアウトサイドイン軌道になり、スライスが出やすくなります。正しい股関節の動きを図解で解説します。
なぜ「腰を切る」とスライスするのか
- 腰を先に強く回す → 上半身が開く → クラブがアウトサイドインへ
- 結果:フェースが開きやすく、スライスやトップが増える
鍵は「腰」ではなく「股関節」
- トップ:重心は右股関節に乗る
- 切り返し:右股関節をボール1個分うしろに「引く」イメージ → 左股関節を下げて受け止める
- インパクト:左股関節を「引く」意識で、突っ込み・伸び上がりを防止


図1:大事なのは「腰を回すこと」ではなく、股関節の動き
アマチュアに多いミスと解決のコツ
- 右ひざが前に出てクラブの通り道をふさぐ → 伸び上がり・トップ
- 対策:お尻をまっすぐ後ろに引く(プロも意識)。地面反力が使えて、ヘッドが下から素直に入る
自宅でできる練習:「椅子に座る」イメージ
- 椅子に腰を下ろすように、お尻を真下&後ろへ引く
- 右→左の重心移動を股関節で受ける
- 体は開かず、クラブの通り道を空ける
慣れてきたら素振りに組み込み、切り返しで右股関節を引く→インパクトで左股関節を引くを一連で行いましょう。
まとめ
- スライスの根本は腰を切り過ぎにあり
- 股関節主導で、トップ→切り返し→インパクトをつなぐ
- 「椅子に座る」練習で伸び上がりを防止し、再現性UP
よくある質問
股関節を「引く」感覚が分かりません
鏡の前で、腰ではなくお尻の向きが真後ろへ動くかを確認。膝は突っ込まず、土踏まずで地面を押す感覚を持つと掴みやすいです。
フックが出るときは?
左股関節を引くのが早すぎて体が開いている可能性。切り返しで一拍タメを作る意識を。