「打ちっぱなしに行っても、何をどれだけ打てばいいか分からない」

「100球打って気持ちよく帰ってくるのに、スコアは変わらない」

「あと少しで100を切れそうなのに、毎回どこかで大叩きしてしまう」

——ゴルフ歴20年のほりまるも、長いことこの状態でした。今も平均スコアは95前後。決してうまい人間ではありませんが、だからこそ「100を切れない時期に何が足りなかったか」はよく覚えています。

私の場合、原因はシンプルでした。練習の中身が、スコアを縮めることにつながっていなかったんです。気持ちよくフルショットを繰り返すだけの100球は、練習というより運動に近かったと、今は感じています。

⛳ 結論:100切りのための打ちっぱなし90球メニュー

100切りを目指すなら、練習場でドライバーを気持ちよく打ち続ける必要はありません。

ほりまるがおすすめする90球の基本配分は、

  • アプローチ 20球
  • ドライバーの方向性練習 30球
  • 7番アイアンの方向性練習 30球
  • 最後にフルショット 10球

です。まずはこの90球を、そのまま次の練習場で試してみてください。

この記事では、このゴルフ100切りの練習メニュー(90球)を中心に、「自分はどこで打数を失っているか」の見つけ方と、ブロックごとの練習のやり方を、ほりまるの体験をもとにまとめました。全部を完璧にやる必要はありません。自分に必要なところから持ち帰ってください。

⛳ まずこれだけ|100切りを目指す90球メニュー

練習場の1かご(ほりまるの通う練習場は90球)を、そのまま持っていける配分にしています。

順番球数クラブやること
①20球ウェッジ振り幅を決めて、距離をそろえるアプローチ
②30球ドライバー飛ばすより「狙った方向へ運ぶ」練習
③30球7番アイアン目標に向けてまっすぐ運ぶ方向性の練習
④10球好きなクラブ最後に気持ちよくフルショット

※球数は目安です。私が大事にしているのは、数字そのものより「フルショットを全体の1割くらいに抑える」こと。この配分に変えてから、練習が「運動」で終わらなくなったと感じています。

この90球メニューは、あくまでほりまるが100切りを目指す人におすすめしている基本形です。実際には、自分が一番打数を失っている部分に少し多めに球数を使ってください。例えばOBが多い人ならドライバーを増やし、アプローチで失点している人なら20〜50ヤードの練習を増やすイメージです。

まだ120を切るのも難しいという方は、最初のうちは②③を「当てる練習」と考えてください。手首だけでボールに当てにいくのではなく、腕全体をしっかり振るのがコツです。腕の使い方はアウトサイドインの直し方の記事で詳しく書いています。

📅 100切りの練習頻度と練習量の目安|週1回90球+家で10分

「100切りには、週に何回・何球くらい練習すればいいの?」とよく聞かれます。ほりまるの基準は、練習場は週1回・90球、家での素振りやパター練習を10分、週2〜3日です。

場所頻度量やること
練習場週1回90球(1かご)この記事の90球メニュー
自宅週2〜3日10分振り幅をそろえる素振り、パター
1か月の合計-練習場 約360球+自宅 1〜2時間同じメニューをくり返す

大事なのは量より中身です。月1回まとめて300球打つより、週1回90球で同じことをくり返す方が、ほりまるの場合はスコアが動きやすかったです。仕事や家のことで忙しい人ほど、「週1回の90球を休まない」ことを優先してください。

📝 その前に|自分が「何で打数を失っているか」を数える

ほりまる自身も、スコアだけを見ていた頃は「もっとドライバーを飛ばさないと」と考えていました。でもラウンド後に振り返ってみると、実際に打数を失っていたのは、OB、3パット、グリーン周りのミス、ということが多くありました。そこから、練習場でも「気持ちよく打つ練習」より「ラウンドで打数を減らす練習」を意識するようになりました。

100切りを邪魔しやすい失点として、まず確認したいのが次の3つです。

  • OBなどティーショットの大きなミス
  • アプローチでのミス
  • 3パット

もちろん、ミスの原因は人によって違います。池やバンカー、セカンドショットのミス、1ホールだけの大叩きが多い人もいます。まずは直近のラウンドを思い出して、自分が「どこで一番打数を失っているか」を確認してみてください。

よくある失点1ラウンドで多いならまず読む章
グリーン周りで行ったり来たりアプローチで失点しているアプローチの20球
ティーショットのOB・林ドライバーで失点しているドライバーの30球
3パットパットで失点している3パットが多い人

数えてみると、意外なところで打数を失っていることに気づくはずです。苦手が複数ある人も、まずはいちばん打数を失っているもの1つから始めるのがおすすめです。

🏌️ 90球の配分|悩み別の練習メニュー

🎯 アプローチで失点している人へ|最初の20球

せっかく2打でグリーン近くまで来たのに、アプローチをダフって数メートル、次はトップしてグリーン奥へ——1ホールで4打、5打と溶けていく、あの時間です。ここが減るだけで、スコアはかなり変わります。

① 振り幅を「拳の高さ」で3段階に決める

アプローチの振り幅を拳の高さで3段階に打ち分ける(膝・腰・肩)
振り幅は「拳の高さ」で3段階:膝〜膝=約30yd/腰〜腰=約40yd/肩〜肩=約50yd。自分の数字を練習場で確定させておく
  • 拳が膝から膝まで → 約30ヤード
  • 拳が腰から腰まで → 約40ヤード
  • 拳が肩から肩まで → 約50ヤード

※距離は人によって変わります。練習場で「自分の3つの数字」を確かめておくのが大事です。クラブヘッドの位置は手首の角度で変わりやすいですが、拳は自分の目でハッキリ確認できるので、私は拳を基準にしています。

② 手首の角度はそのまま、「右足」で運ぶ

トップで作った手首の角度をなるべく変えず、右足を左足にねじり寄せる力でクラブを運びます。手先は器用なぶん毎回違う動きをしがちですが、脚は不器用なぶん同じ動きをしてくれる——グリーン周りでは、繊細さより再現性が大事だと感じています。

③ ボールの行方は、振り抜いたあとに探す

結果が気になって顔が先に上がると、ミスにつながりやすくなります。「ボールの行方は振り抜いたあとに探す」と決めておくだけで、ミスが減りやすくなると感じています。

次に読む|アプローチで失点している人はこちら▶ 20ヤード以内の寄せ、もう迷わない|ザックリ・トップを防ぐ基本の型振り幅と距離の対応表の作り方を、もう一歩くわしく

🚀 OBで失点している人へ|ドライバーの方向性練習30球

100切りを狙うなら、ドライバーは「飛距離」より「方向性」を優先する

100切りを目指す段階では、飛距離を10ヤード伸ばすことより、OBや大きな曲がりを減らす方がスコアにつながりやすいと、ほりまるは感じています。

そのため練習場では、マン振りよりも「狙った方向へ運ぶ練習」を中心にしています。

100切りを目指すとき、大きな失点につながりやすいのがOBです。

通常のOBは1罰打を加えて元の場所から打ち直すため、ティーショットがOBなら次は3打目。飛距離よりも、まずは大きな曲がりを減らすことを優先しましょう。

① 目印を見続けて、ボールは「あとから」探す

インパクト後もボールがあった位置を見続けるゴルファー
振り抜いたあともボールがあった場所を見続ける。行方を探すのは『そのあと』——ヘッドアップを仕組みで封じる

ボールの少し先(10〜20cmくらい)に、ティーや芝の跡などの目印を決めます。振り抜いたあともしばらくそこを見て、ボールの行方を探すのは最後。私は「1、2、3」と数えて、「4」で顔を上げるようにしています。

② トップは「体はしっかり、手は肩の高さまで」のつもりで

飛ばしたい気持ちが強いと、手だけが高く上がって、体が回っていないトップになりがちです。私はお腹を右にねじって、手は肩の高さまでのつもりで振っています。実際はクラブの重みでもう少し上がるので、振り幅は十分足ります。最初は物足りなく感じますが、方向性の安定につながりやすくなります。

③ 30球のうち「狙った幅に収まった球」を数える

練習場の旗や看板を目標にして、左右に幅を決め(たとえば旗の左右の看板の間など)、その中に収まった球を数えます。数えると、ただ打つより1球ごとに集中しやすくなります。

こんな人はこちら|OBの原因がスライスの人▶ スライスの直し方 完全ガイド|原因4タイプの30秒チェック自分のスライスがどのタイプかを先に知ると、練習の迷いが減ります

⛳ 3パットが多い人へ

3パットは、練習場の90球では直しにくい失点です。ラウンド前の練習グリーンや、家でのパター練習で取り組むのがおすすめです。まずは「1ラウンドで3パットが何回あったか」を数えて、多い人はパットの打ち方から見直すのがおすすめです。

次に読む|3パットが多い人はこちら▶ 3パットが止まらない人へ|手首ロック+ロフトを立てるだけ3パットを減らす打ち方をまとめた記事

🎯 7番アイアンの方向性練習30球

ドライバーの次は、7番アイアンで同じように「狙った方向へ運ぶ」練習をします。100切りを目指す段階では、アイアンも距離より方向がそろうことの方が大事だと、私は感じています。

  • 目標を1つ決めて、毎回アドレスの向きを確認してから打つ
  • フルスイングではなく、7〜8割くらいの振り幅で
  • 30球のうち、目標の左右10ヤードくらいに収まった球を数える

グリーンの真ん中に乗らなくても、グリーンの近くまで運べれば、アプローチ20球の練習が生きてきます。

💥 最後にフルショット10球

フルショットは練習の最後の10球だけ。「今日を気持ちよく締めたい」ときのごほうびとして、私はそれで十分だと思っています。フィニッシュは、アプローチと同じように右足を左足に寄せて、おへその前に手が来る形で終われればOKです。

🧭 次のステップ|計測・レッスン・90切りへ

📐 自分の数字を確認したい人は(弾道測定器)

自分のキャリーや球筋を数字で確認したい人は、弾道測定器があると便利です。

ただし、100切りのために必須というわけではありません。練習場に計測器があるなら、まずはそれで十分です。

自宅でも数字を確認しながら練習したい人は、GARMIN R10のような弾道測定器を検討してみてもいいでしょう。

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🧑‍🏫 こんな人は、一度レッスンを受けるのもあり

  • 何が原因でミスしているのか自分で分からない
  • 何か月練習しても同じOBを繰り返す
  • YouTubeを見るたびにスイングが変わってしまう

この3つのどれかに当てはまるなら、練習量を増やす前に、一度プロに自分の原因を見てもらった方が早い場合があります。ほりまる自身はほぼ独学でやってきましたが、90切りの前に半年ほどインドアレッスンを利用して、自分では気づけなかったクセが分かりました。

比べてから決めたい人はこちら▶ ゴルフスクール4社を比較してみる料金・通いやすさ・指導スタイルの違いを一覧で

🏌️ すでに100前後で回れる人へ

OBや大きなミスが減って、100前後で回れるようになったら、次は「90切り」の練習へ進みます。

ほりまる自身が平均95前後から89を出したときに意識したことは、別記事にまとめています。

次のステップ|90切りを目指す人はこちら▶ ゴルフ90切りは何を練習する?平均95から89が出た2つの答え

🗓 100切りの練習メニューを1か月でどう回すか|練習方法の全体像

90球のメニューは、毎回まったく同じ配分で打つのではなく、週ごとにテーマを1つ決めて回すのが効率的な練習方法です。1か月(週1回×4回)の目安は次のとおりです。

週テーマ90球の配分の変え方家での10分
1週目失点の洗い出し基本の配分(アプローチ20・ドライバー30・7I30・フル10)で、どこが一番外れるかを数える素振り10回で振り幅3段階を体に入れる
2週目一番の失点に寄せるOBが多ければドライバーを40球に、寄せが悪ければアプローチを30球に増やすタオルを挟んだ素振りで手打ちを防ぐ
3週目7番アイアンの方向性7Iを40球に増やし、狙った幅に収まった球の数を記録する鏡の前でアドレスとトップの形を確認
4週目本番の流れで打つ1球ごとにクラブを替えて、コースの1ホールをイメージして打つパターマットで1mを10球連続で入れる

翌月は、1週目の「失点の洗い出し」からもう一度始めます。数字が前の月より良くなっていれば、練習方法が合っている証拠です。悪くなっていたら、配分ではなく「ステップ①で決めた振り幅」など基本に戻ってください。

練習場に行けない月の練習方法

仕事や天気で練習場に行けない週は、家の10分だけでも続けてください。やめてしまうと感覚が戻るのに2〜3回かかります。素振り・パターマット・鏡の前のアドレス確認の3つで十分です。

🧭 練習とセットで覚えたい100切りの鉄則5つ

100切りは、練習の中身だけでなく、コースでの考え方でも数打変わります。練習メニューと一緒に、次の5つを覚えておいてください。

  1. 目標は「全ホールボギー」。パー72のコースで全ホールボギーなら90です。半分がボギー、半分がダブルボギーでも99で100を切れます。パーは取れたらラッキーで十分です。
  2. OBを打たないクラブで打つ。左右どちらにもOBが近いホールは、ドライバーにこだわらずユーティリティやアイアンで刻みます。OBは1回で2打近く失うので、飛距離より「次が打てる場所」を選びます。
  3. グリーンを直接狙わない。残り150ヤード以上なら、花道やグリーン手前の広いところへ運びます。バンカーや池を避けるだけで、大叩きのホールが減ります。
  4. グリーン周りは転がす。上げるアプローチより、パターや8番・9番アイアンで転がす方がミスが小さくなります。寄せ方は 20ヤードのアプローチの記事 にまとめています。
  5. ファーストパットは距離感を最優先。入れにいくより、カップの周り1m以内に止めることを考えます。3パットを1回減らすだけで1打縮まります。→ 3パットが止まらない人へ

この記事の「アプローチ20球」「ドライバーの方向性練習30球」は、この鉄則をコースでそのまま実行するための練習です。

練習メニューとあわせて、100切りのために「やめたこと」も知っておくと近道です。ほりまるが7つの習慣をやめて、1年後に100を切った話をまとめています。

100切りのためにやめたこと7選を見る

❓ よくある質問

Q. 週に何回、何球練習すればいいですか?

A. ほりまるの基準は「週1回・90球+家での素振り10分を2〜3日」です(練習頻度の目安も参考に)。月1回まとめて300球より、週1回90球で同じことを繰り返す方が、私の場合はスコアが動きやすかったです。生活リズムに合わせて調整してください。

Q. 100切りまで、どれくらいの期間がかかりますか?

人によって大きく違うので断言はできませんが、週1回の練習と月1〜2回のラウンドを続けて、半年〜1年半というのが、ほりまるの周りで多いパターンです。練習の回数より「失点を数えて、そこに練習を寄せる」ことを続けられるかで差がつきます。

Q. 練習場に行く時間がありません。家でもできますか?

A. 拳の高さを確かめる素振りや、パターの練習は家でもできます。雨の日や自宅での練習メニューは雨の日のゴルフ練習の記事にまとめています。

Q. どれくらいで結果が出ますか?

A. 数週間〜数か月単位で見てください。地味な練習は即効性こそ薄いですが、続けるほどスコアにつながりやすいと感じています。逆に、フルショット100球の練習は、ほりまるの経験では何年続けてもスコアにはほとんどつながりませんでした。

Q. 一度直ったミスが、しばらくするとまた出てきます。

A. 私の場合、直ったのではなく一時的に隠れていただけ、ということがよくありました。課題が落ち着いたあとも、90球メニューの中に少しだけ残しておくのがおすすめです。

📒 ラウンド後は「スコア以外」も記録する

ラウンド後は、スコアだけを見て終わらせないようにしています。次の5つをスコアカードの端にメモしておくと、次の練習で何をすればいいかが決まります。

  • スコア
  • OBの回数
  • 3パットの回数
  • アプローチミスの回数
  • ペナルティの回数(池・OBなど)

例えば、OB 2回・3パット 3回・アプローチミス 4回だったなら、次の練習では一番大きかったアプローチから優先して球数を使います。こうすると「何となく100球打つ」練習から、「次のラウンドで打数を減らすための練習」に変わります。

📝 ほりまるの90球メニュー実践記録

この90球メニューを続けながら、実際のラウンドでどう変化したかを、ここに記録していきます。記録する項目は、ラウンド日・スコア・OB回数・3パット回数・アプローチミス・その後に重点的に練習した内容です。

ラウンド日スコアOB3パットアプローチミスその後の重点練習
記録はこれから追記していきます(2026年10月時点)

今後も実際の結果を追記していきます。

📝 まとめ|次に打ちっぱなしへ行ったら

次に打ちっぱなしへ行ったら、まず90球だけ試してみてください。

  • アプローチ 20球
  • ドライバーの方向性 30球
  • 7番アイアンの方向性 30球
  • フルショット 10球

そして次のラウンドでは、スコアだけでなく、

  • OBは何回だったか
  • 3パットは何回だったか
  • アプローチミスは何回だったか
  • 池などのペナルティは何回だったか

も数えてみてください。

100を切るために必要なのは、全部うまくなることではありません。

「自分が一番打数を失っているところを、一つずつ減らしていくこと」が大切だと、ほりまるは感じています。

ほりまる自身もまだ平均95前後。安定して80台を出せるようになるまで、この練習を続けて検証していきます。

練習の成果は、コースで確かめるのが一番です。90球メニューの成果を試すラウンドを決めましょう。

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